青木神社【鵺】(神奈川県横浜市)

鵺といえば、源頼政の鵺退治の伝承が有名ですが、鵺に関連する伝承は各地に残っています。

なんと私の町にも鵺の伝承が残っていました!

 

今回は、超地元ネタ。

神奈川県横浜市の青木神社の鵺伝説を紹介します。

鵺の宮

青木神社は、駅前のにぎやかな通りからほど近い、川べりの小さな神社です。

しかしこの神社、かつてはもう少し川上の反対岸にあったというのです。

 

まだこのあたりが村だったころ。

ある年、この川が氾濫し、大変な被害となりました。

ようやく落ち着いた頃に村の者が神社に行ってみると、なんと神社が跡形もなくなっています。

付近を捜したところ、川下の反対岸にあるのが見つかりました。

 

当時はこの川が隣村との境界だったため、
神様が隣村に行ってしまったということで、村は大騒ぎに。

村の者たちは何日もかけて、やっと青木神社をもとの場所にもどしました。

 

しかし翌朝・・・

 

神社が、ない!

 

 

なんと神社は再び、対岸に移動してしまっていたのです。

 

ふたたび何日もかけてもとに戻しましたが、
やはり翌日にはまた対岸に。

 

何度戻しても、やはりまた翌朝には対岸に移動してしまいます。

 

人々は噂しました。

 

・・神社を動かすのは鵺の仕業に違いない。

・・鵺が真っ黒な大きな羽根ですっぽり包んで、神社を持っていくのだ。

 

 

やがて神社によりつくものはいなくなり、
もとより大きな木に覆われ昼でも薄暗かった青木神社は、
いつしか「鵺の宮」「盗っ人の宮」などと呼ばれるようになったそうです。

 

 

 

 

ところで、勘のするどい方は、

「鵺に羽根?」と思われたんじゃないでしょうか。

 

広く知られている鵺のイメージはこんなやつだと思います。

 

しかしどうやら、鵺はもともとは怪鳥の妖怪だったようなのです。

鵺の伝承について、くわしくはこちらの記事を↓
鵺大明神、鵺池碑【鵺[ぬえ]】(京都府京都市)

 

そうすると、この伝承は、怪鳥の鵺をルーツにもつお話なのかもしれませんね。

 

 

遠野の河童、青梅の雪女のように、有名な妖怪伝承は全国にありますが
地元にも妖怪伝承があることを知ってテンション上がっていますw

地元の妖怪話、もっと調べてみたいと思います!

うちの町も、妖怪で町おこしなんてどうかなあ!?w

 

青木神社
〒233-0007
神奈川県横浜市港南区大久保2ー1ー11
京浜急行本線 上大岡駅から徒歩5分ほどです

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