郷土研究家・更科公護がまとめた狐火の特徴によれば、火の気のないところに、提灯または松明のような怪火が一列になって現れ、ついたり消えたり、一度消えた火が別の場所に現れたりするもので、正体を突き止めに行っても必ず途中で消えてしまうという。また、現れる時期は春から秋にかけてで、特に蒸し暑い夏、どんよりとして天気の変わり目に現れやすいという。
十個から数百個も行列をなして現れ、その数も次第に増えたかと思えば突然消え、また数が増えたりもするともいい、長野県では提灯のような火が一度にたくさん並んで点滅するという。
火のなす行列の長さは一里(約4キロメートルあるいは約500~600メートル)にもわたるという。火の色は赤またはオレンジ色が多いとも、青みを帯びた火だともいう。「狐火」(2015年11月6日 (金) 13:15 UTCの版)『ウィキペディア日本語版』。
触れたら病に侵されるという伝えている地域がある反面、
狐火が多く出た年は豊作になるという吉兆として伝えている地域もあります。
その正体は蜃気楼であるとか、リンが燃えているものだとか、石油の発火だとか諸説あるようです。