三次藩藩士の稲生平太郎(当時16)が体験した怪異の記録、稲生物怪録。
今回紹介するのは、その絵に平易な文章を添えて巻物の形にしたものです。
出版社等の記載が見当たらないので詳細が不明ですが、
10年ほど前に三次市を訪れた際に入手したものと記憶しています。
妖怪に関する書籍やグッズはいくつか所有していますが、
その中でもお気に入りの一品です。
じゃんっ
中身は
巻物3巻セット!
巻物の形、テンションあがりますーーー!
巻物慣れしていない現代っ子にはちょっと扱いづらい・・・
それでは、個人的にお気に入りの場面をご覧ください。
天井いっぱいに老婆の顔出現。
平太郎をなめまわす!
しかし無視して寝る平太郎・・・w
右: にゅるっ 縁側おりたらなんか踏んだ!
左: 首から下が手の女が撫でまわす。平太郎迷惑そう。
部屋いっぱいに虚無僧www
最後は、降参した妖怪たちの大行列。
稲生物怪録の魅力、伝わりましたでしょうか。
稲生物怪録に関する書籍はいろいろ出版されていますが、巻物の形をしたものはめずらしいのではないかと思います。